2025/4/12セレッソ大阪(ヨドコウ桜スタジアム)

結果

鹿島 0 ー 1 C大阪

得点 C大阪/進藤亮佑(90+14)

鹿島アントラーズ メンバー

GK: 早川友基 DF: 津久井佳祐、植田直通、関川郁万、安西幸輝 MF: 樋口雄太、柴崎岳、師岡柊生、松村優太 FW: 鈴木優磨、レオ セアラ

(サブ) 梶川裕嗣、佐藤海宏、キム・テヒョン、知念慶、三竿健斗、荒木遼太郎、田川亨介、ターレス・ブレーネル、チャブリッチ

監督:鬼木達

セレッソ大阪 メンバー

GK: 福井光輝 DF: 進藤亮佑、登里亮平、奥田勇斗、西尾隆矢 MF: 田中駿汰、中島元彦、北野颯太、 FW: ラファエル・ハットン、ルーカス・フェルナンデス、チアゴアンドラーデ

(サブ) キム・ジンヒョン、舩木翔、高橋仁湖、喜田陽、上門知樹、香川真司、阪田澪哉、本間至恩、ヴィトール・ブエノ

監督:アーサー・パパス

選評

鹿島はミッドウィークのアウェー山口戦から中2日、セレッソ大阪は休養1周間とでコンディションが厳しくスタミナ効率を考えて後ろでブロックを作ってカウンターか従来通りのハイラインでプレスをかけて即時奪還を狙うのかを個人的に焦点としていた。当初右サイドバックでスタメン予定の小池龍太が急遽ベンチ外(故障?)になったのもあり、結果としてはブロックを引きながら行ける時は前からプレスとしていたように見えた。
ただし、結果としては中途半端になった感がある。結果論ではあるが弱者のサッカーで割り切り引いてブロックを作っても良かったと思う。

実際に攻め手がなく、左サイドの松村優太の走力からこぼれ球を繋いでくらいしかないかと感じた。実際、只一つの決定機の師岡柊生のシュートは左サイドからであった。セレッソの真ん中も西尾、田中等が対人が強く、こちらもチャンスは前半の鈴木優磨が競ったこぼれをレオ・セアラが拾ったところであった(池内主審が笛で相手ファールで止めたのはセンスの無さを感じた、鹿島戦は笛吹かないで欲しい)

試合を通してはルーカスフェルナンデスで脅威であった。安西幸輝のパフォーマンスが良くない点を差し引いても、この試合は彼がスーパーであった。セレッソはゴールキックを大きく蹴らずビルドアップをしていたが、ここを鹿島の2トップがプレスをかける、フォローの松村が入るとルーカスが空き、ここにボールが何度も入っていた。DAZNの解説橋本氏も話していたが、鹿島のボランチのカバー範囲が広く安西のフォローが遅れていた。京都もそうだが、各チームがこのギャップを狙っていると思う。そういう意味では小池龍太の2列目起用が最適解のように思える。

セレッソは5度のネットを揺らしたがオフサイドで取り消しになっていたが、関川と植田で弾けなかったのは嫌な予感がしていた。特にセットプレイは脅威である。後半終了間際のPKは難しい判定ではあるが。。。早川友基のスーパーセーブは素晴らしい。試合中も決定機を阻止しており彼がいなければここまで競れなかった。

失点シーンは進藤がインタビューでも話していたが、100回走ってこぼれてくるのは1回くらいかもしれないが、僕はは毎回走ると言っていた献身的な彼にボールがこぼれて点が入ったのはビリケンさんからのご褒美か。レオ・セアラが弾けなかった、佐藤海宏がマークを外した、関川のカバーがと思うところはあるが、試合内容から見れば致し方ないかと思うことにする。

試合を通して気になったのはチャブリッチである。今期の彼はスーパーな存在になれていない。彼はゴールの近いところで仕事をした方が良いと思う。ルーカスフェルナンデスのように一人でカットインできない。レオとチャブリッチの2トップスタートでも良いと思うが。。。それと、チームにはミドルシュートをもっと打つべきと思う。

いずれにせよ、次節もスーパー外国人のいる岡山である。関川、植田の奮起を期待して終わりたいと思う。

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